遊休資産に係る減価償却費の表示区分

2010年5月27日
カテゴリー 会計実務Q&A

Question 

遊休資産に係る減価償却費の表示区分は、どのようになるのでしょうか。

Answer

減損処理を行った資産が遊休資産であっても、残存価額まで減価償却を行います。ただし、損益計算書における計上区分は、製造費用や販売費および一般管理費ではなく、原則として、営業外費用として処理します。

この扱いは、これまで監査第二委員会報告第2号「休止固定資産の会計処理及び表示と監査上の取扱い」に基づき、休止固定資産に係る減価償却費が原則として、営業外費用として処理するものとされてきたのと同様です。

根拠条文

  • 固定資産の減損に係る会計基準の適用指針 第56項、第138項

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