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わかりやすい解説シリーズ「税効果」

第1回:税効果会計とは

2011.11.28
新日本有限責任監査法人 公認会計士 鯵坂雄二郎
新日本有限責任監査法人 公認会計士 中村  崇
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1. 税効果会計とは

【ポイント】
税効果会計とは、会計上の利益に見合った税金費用が計上されるように、『企業会計』と『税務会計』の違い(ズレ)を調整し、適切に期間配分する手続きをいいます。

税効果会計とは『企業会計』と『税務会計』の違い(ズレ)を調整し、税金費用を適切に期間配分する手続きをいいます。

詳細な解説は以降で順を追って行いますが、まず、ある会社が『企業会計』においてこの税効果会計を、適用しない場合・適用した場合を、それぞれP/Lの数値イメージで示すと次のようになります。

前提条件(参考に記載します。詳細は第2回で解説予定です。)

  • 税率40%
  • 費用400には損金(『税務会計』上の費用)として認められない長期滞留在庫の評価損100が含まれている(損金として認められるのは300)
  • 法人税等調整額 (『企業会計』と『税務会計』のズレを調整するP/L科目)
    長期滞留在庫の評価損100×税率40%=40

P/Lのイメージ

P/Lのイメージ


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