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2014年の世界ナンバーワンの起業家が決定

コタック・マヒンドラ銀行(インド)のウダイ・コタック氏が
『EY World Entrepreneur Of The Year 2014』を受賞
2014.06.10

新日本有限責任監査法人(所在地:東京都千代田区、理事長:加藤義孝)が実施する起業家表彰制度『EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(EY Entrepreneur Of The Year)』の世界大会である『EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー(EY World Entrepreneur Of The Year)2014』 (EY(アーンスト・アンド・ヤング)主催)が2014年6月7日(現地時間)、モンテ・カルロ(モナコ公国)のサル・デ・エトワールで開催され、インドのコタック・マヒンドラ銀行(Kotak Mahindra Bank)の創業者であり、代表取締役兼執行役副会長であるウダイ・コタック(Uday Kotak)氏が世界ナンバーワン起業家として"EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2014" を受賞しました。
コタック氏は51カ国から集まった60人の『EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー』代表から選出されました。

ウダイ・コタック氏は1985年にインドでノンバンクとしてコタック・キャピタル・マネジメント・ファイナンス・リミテッドを設立しました。2003年には銀行免許を取得し、インドにおいてノンバンクが銀行免許を取得した初めての金融機関となりました。設立時の投入資本が25万米ドルにも満たなかった同銀行は、経常収益28億米ドル規模の国際グループへと発展しました。本店をインドのムンバイに置き、インド国内およびロンドン、ニューヨーク、ドバイ、アブダビ、モーリシャス、シンガポールに合わせて354拠点、605の支店を有する同銀行はインドの大手金融サービスグループとして知られています。

EY World Entrepreneur Of The Yearを受賞したコタック氏
"EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー"
を受賞したコタック氏

※上記の写真データをご希望の方は、
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局
までご連絡ください。

ジャスト・エナジー・グループ(Just Energy Group)の創設者であり執行役会長、またEY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーの審査委員長を務める レベッカ・マクドナルド(Rebecca MacDonald)氏は、次のようにコメントしています。「"EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2014" の受賞者を決めるのは非常に困難でした。しかし、コタック氏は困難かつ厳しい規制の中、地域社会に好影響をもたらすような形で新しい銀行を設立したという点が際立っていました。審査委員は、コタック氏が地域社会とともに成長していくことを重視し、目に見える形で人々の生活に改善をもたらすサービスを低コストで農村部の顧客に提供してきたことに感銘を受けました。」

ウダイ・コタック氏は受賞にあたり、次のように述べています。「このような華やかな世界大会においてこの名誉ある賞をいただけることを非常にうれしく、そして誇りに思います。ワールドクラスのインド金融サービス・ブランドを構築するために、懸命に尽力してきたコタック・マヒンドラ銀行の従業員2万5000人の能力とこれまでの成果が評価されたものと考えています。」

EYの戦略的成長市場(Strategic Growth Markets)分野のグローバル・バイス・チェアであるマリア・ピネリは次のように述べています。「コタック氏は、起業家とは何かを示してくれる素晴らしい模範となる人物です。同氏は明確なビジョンと戦略で何もないところから事業を立ち上げ、金融業界の常識を覆しました。」

EY会長兼CEOであるマーク・ワインバーガーは、「世界経済の確かな回復には、持続可能で永続的かつ恒常的な雇用の創出が必要です。この点において今世界ではかつてないほどに起業家たちの力が求められています。コタック氏は、間違いなく人々に希望を与えてくれる"EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2014" の受賞者です。同氏ならびに59名のファイナリストの皆さんは、共によりよい社会の構築に確実に貢献しています。」と述べました。

〈ウダイ・コタック氏とコタック・マヒンドラ銀行について〉

1980年代初頭のインドでは優良なグローバル企業に希望しても求人が少なく就職できませんでした。その頃、ウダイ・コタック氏はユニリーバのインド子会社であるヒンドゥスタン・リーバ(Hindustan Lever)からの誘いを自らの事業を立ち上げるために断りました。

当時、コタック氏は、銀行借入れと新株発行等による調達コストの差額が10%を超えていた点に着目し、その金利差に大きなチャンスを見出しノンバンクとしてコタック・キャピタル・マネジメント・ファイナンスを設立しました。当時はノンバンクとして、何千もあるうちの一社でしたが、今ではコタック・マヒンドラ銀行(著名なビジネスマンであるアナンド・マヒンドラ氏も設立当初に出資)は存続することができた数少ない金融機関の一社です。設立当初の投入資本が25万米ドルにも満たなかった同銀行は経常収益28億米ドル規模の国際グループへと発展しました。

設立当初、コタック氏は大手金融機関のブランドと専門性を活用すべく、グローバルな金融大手数社とパートナーシップを結びました。またオートファイナンス事業ではフォード・クレジット(Ford Credit)とのジョイントベンチャーを、保険事業ではオールド・ミューチュアル(Old Mutual)とのジョイントベンチャーを設立しました。1995年にはゴールドマンサックス(Goldman Sachs)が投資銀行業務と株式仲介業務の少数持分パートナーとなり、25%の持分を取得しました。

投資銀行事業の急速な成長にも関わらず、コタック氏は展開する事業の幅を狭めようとは考えませんでした。同氏は在外インド人のための送金業務、インド企業向け国際投資銀行業務、海外顧客向けのインド国内投資商品の取扱いを視野に入れ、グループの事業を米国、英国、アラブ首長国連邦、シンガポール、モーリシャスへと拡大しました。

2007年にインドの成長に伴い、大手の投資銀行が次々にインドへと参入する中、ゴールドマンサックスはコタック・マヒンドラ銀行の買収を申し出ました。しかし、コタック氏は逆にゴールドマンサックスを買収し、業界の常識を覆したのです。過去10年で、同氏はグループの資産を25倍にし、利益を30倍にしました。今日、コタック・マヒンドラ銀行はインド第5位の大手銀行となっています。


【EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは】

EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、起業家の輩出をグローバルに支援するプログラムです。2001年より、毎年開催され、世界各国でEY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー代表に選出された受賞者が参加し、その努力と功績が称えられます。
さらに、参加起業家の中から"The best of the best"として、その年の世界ナンバーワンの起業家"EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー" 受賞者が選出、表彰される国際的なイベントとなっています。

【EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーとは】

EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、起業家にとって世界で最も名誉ある賞といえます。このユニークな賞は、可能性を持つ人々の起業家としての活動を奨励し、先見性、リーダーシップ、功績により人々に希望を与える人物の貢献を称えるという点で、他の賞とは異なります。
世界で初めて創設された、唯一そして真の意味でのグローバルな賞であるEY・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤーは、世界約60カ国、145を超える都市における地域、国、グローバルな表彰制度を通じて、成功し、成長を続ける、そしてダイナミックなビジネスを確立し、これを率いる起業家を称えています。

日本においては、EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパンとして、日本のアントレプレナーを国際的なステージに輩出する唯一の起業家表彰制度として、2001年より実施しており、本年で14年目を迎えます。
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパンは、アントレプレナーシップのロールモデル選出に取り組むとともに、本プログラムを通じ、世界に進出する起業家の支援、起業家コミュニティの形成など、次代を担う起業家のサポートを推進してまいります。

なお、本年も5月26日より「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2014 ジャパン」の一般公募を開始しております。「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2014 ジャパン」の詳細につきましては、次のURLをご参照ください。

【歴代EY ワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー受賞者】

2014年 ウダイ・コタック氏 (コタック・マヒンドラ銀行 / インド)
2013年 ハムディ・ウルカヤ氏 (チョバーニ / 米国)
2012年 ジェームス・ムワンギ氏 (エクイティ銀行 / ケニア)
2011年 オリビア・ラム氏 (ハイフラックス / シンガポール)
2010年 マイケル・スペンサー氏 (ICAP / 英国)
2009年 ツァオ・ダーワン氏 (フーヤオガラス / 中国)
2008年 ジャン・ポール・クローゼル氏 (アクテリオン ファーマシューティカルズ / スイス)
2007年 ギー・ラリベーテ氏 (シルク・ドゥ・ソレイユ / カナダ)
2006年 ビル・リンチ氏 (インペリアル・ホールディングス / 南アフリカ)
2005年 ウェイン・ハイゼンガ氏 (ハイゼンガ・ホールディングス / 米国)
2004年 トニー・タン・カクティオン氏 (ジョリビー・フード・コーポレーション / フィリピン)
2003年 ナラヤナ・ムルティ氏 (インフォシス・テクノロジーズ / インド)
2002年 ステファン・ヴィールズマイヤー氏 (ブレイン・ラボ / ドイツ)
2001年 パオロ・デラ・ポルタ氏 (サエズ・ゲッターズ / イタリア)

《 本件に関するお問い合わせ先 》
新日本有限責任監査法人
EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー運営事務局
Tel: 03 3503 1004  Fax: 03 3503 2361
http://www.shinnihon.or.jp/eoy/
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