昨年3月11日に発生した東日本大震災における被災地・被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。引き続き、被災地の復旧、日本の復興に向けた取り組みに、微力ながら、全構成員でしっかりと向き合い、努力してまいります。
東日本大震災で浮き彫りになったサプライ・チェーンの要としてのわが国の重要性、高い技術力、そして世界各国との密接な関係は、あらためて日本のグローバル化を世界に知らしめるものでした。そして、その回復と強化は多くの日本企業のさらなる世界進出を加速させることにつながっています。
環境変化はさらに速度を増しており、特定の国や地域を対象としたものではなく、地球全体を舞台と捉えるダイナミックな発想に基づく事業展開がなされ、従来型の延長線では根本的な対応、積極的な施策の実行につながらない状況も生じています。まさに地球規模の「真のグローバル化」がいよいよ本格化したといえるでしょう。
このような大きな時代の変革期にあっても、「信頼され、社会に貢献する監査法人」という私どもの経営理念は、普遍的なものです。
これは、会計や監査という専門分野で培ったさまざまな知識・経験を生かした業務を通じ、社会や多くの日本企業の皆さまの期待を超える価値を提供し続けることによって、さらなる成長・発展に寄与したいという思いに基づくものです。
これからも、この経営理念を胸に刻み、私どもの仕事や組織の原点である「信頼」の意味をあらためて皆で考え、それを「かたち」にしていけるよう、業務に取り組みます。そして、監査法人の社会的責任の重さをしっかりと自覚し、より高い品質の業務を提供し、社会的使命を果たしてまいります。
理事長
